魔入りました!入間くん21話のあらすじ
「アクドルくろむちゃん!」魔界で大人気のアクドルくろむの、朝昼晩のいちにちライブが魔苦針(まくばり)ドームで開催!
アクドルとは、悪魔たちの『悪周期』の悪意を発散させる重要な職業。中でもくろむは若手の有望株で、チケットは即日完売するほどの人気ぶりらしい。しかしくろむには、人には言えない秘密があった…。
幸運にも、くろむのライブチケットを手に入れた入間はアスモデウス、クララと一緒にライブへ行くことに!
魔入りました!入間くん21話のネタバレストーリー
アクドルくろむちゃん
アブノーマルクラスの教室ではアスモデウスが入間ランク昇級を知らせる号外を黒板に貼り付けていた。
クララも号外をクラスメートたちに配り回る。
その号外を読んだリードは入間の扱いがくろむちゃんより大きいことを褒めるが当の入間は何のことだかまるで理解できていない様子。
そんな入間にリードたちクラスメートは驚きながらも説明を始める。
悪魔には暴力的志向が高まる「悪周期」と呼ばれるストレス周期が存在し、その悪周期を抑えるために魔界には娯楽が存在する。
アクドルとは「悪取る」であり、パフォーマンスによって悪魔たちのストレスを興奮に塗り替える存在とのことだった。
くろむちゃんはアクドルのなかでも若手のエースであり、とにかく可愛いらしい。
リードがくろむちゃんのライブの様子を入間に見せながら、魔苦針ドームでの朝昼晩ライブが今日行われていることを興奮気味に話す。
ライブのチケットはいつも完売であり、クラスメートたちも毎回申し込んでいるということだった。
VIP席の観客は抽選でくろむちゃんと直接話すこともでき、握手回ならぬ「悪取回」も悪周期のストレスに効果抜群らしい。
クラスメートたちとくろむちゃんの話題で盛り上がるなか、入間を放送室に呼び出すアナウンスが教室に流れる。
入間はクラスメートたちに見送られながら教室を後にし、アスモデウスとクララも入間について放送室へと向かうのだった。
くろむちゃんの正体
ドームの観客席からこれから行われる公演の宣伝コメントを中継しているくろむちゃん。
中継が終わった後の彼女の愛想の良い対応にスタッフたちは悶絶して喜んでいた。
楽屋に戻ったくろむちゃんはウィッグを外し眼鏡をかける。
なんと彼女の正体は入間のクラスメートであるクロケル・ケロリであった。
一息つき我に返った彼女は、自らの露出の多い衣装や人前での振る舞いを思い出し恥ずかしさに身をよじる。
今後の活動のために鏡の前で悪ドルとしてのポーズを練習するケロリ。
しかしやはり恥ずかしさに悶えるのであった。
そんなケロリはかばんの中から「もっとがんばりましょう」と書かれた魔力テストを取り出し、過去を回想する。
兄弟は「よくできました」という評価をもらうなか、魔力も普通で不器用な彼女は劣等感に苛まれていた。
しかし、そんなケロリはあるとき自らの才能に気がつく。
ケロリが歩くと周りの人々はみな足を止めて彼女に見とれてしまう。
ケロリが失敗しても馬鹿にせず、むしろみんなが優しくしてくれた。
そしてケロリは自らの可愛さを自覚し「可愛いは暴力に勝る」という確信を得たのだった。
それからというもの彼女は恥ずかしさを我慢して一所懸命アクドルに全力で取り組んでいた。
ところが一転して入間に対する怒りを爆発させるケロリ。
そんな彼女の努力をあざ笑うかのように、学校の新聞では入間に毎回一面を奪われていたのだった。
怒りによって魔力が漏れ出しケロリの周りには氷柱が発生していたが、ちょうど楽屋に入ってきたマネージャーのマルさんに叱られて慌ててそれを収める。
ドーム公演スタート
ステージに向かいながら今後のランク昇級を冷静に見据えて、学校では目立たないようにすることを再確認するケロリ。
そしていよいよ観衆の前に立ちライブが始まる。
大観衆の前でパフォーマンスを披露するくろむちゃん。
アブノーマルクラスのクラスメイトたちも教室で中継を楽しんでいた。
一曲歌い終えて観客たちにコールするくろむちゃんだが、観客の中に入間の姿を見つけて狼狽する。
実は放送室に呼び出された入間たちは、放送バトラの団長からチケットを譲り受けていた。
もともとチケットを手に入れていた団長たち、しかしバトラパーティで特賞をとったことによりライブを裏方として手伝えることになっていた。
そこでバトラパーティで活躍した入間たちにチケットを譲ってくれたのだった。
ライブ終了後、興奮も冷めやらぬまま帰宅しようとする入間にスタッフが「おめでとうございます」と声をかける。
入間とくろむちゃん
楽屋で青い顔をするケロリの前には入間が座っていた。
なんと公演後にくろむちゃんとお喋りできるチケットに入間が当選したのだった。
にこやかに話しかける入間だが、入間への嫉妬を抑えきれないケロリは思わず冷気と氷を発生させてしまうのだった。
入間に正体がバレないように、それを必死に抑えるケロリ。
その後もケロリは入間に自らの人気をアピールするために見せてしまったスケジュール帳や普段使っているメガネを慌てて隠すなど大慌て。
ケロリとのドタバタ騒ぎで入間も疲れ果て、いよいよ楽屋を後にすることにした。
ホッとするケロリだが、入間の「じゃまた学校で」の一言に顔を真赤にして入間を呼び止める。
入間はケロリの特徴的な手の握り方やスケジュール帳、メガネなどをもとにくろむちゃんの正体に気づいてしまっていたのだ。
認識阻害メガネで存在感を薄くしているのに、そこまで気づいてくれた入間は自分のファンなのかもと喜びかけるケロリ。
しかし「僕もあなたみたいに全く目立たない存在になりたい」という入間の発言がケロリの逆鱗に触れ、彼女は魔力を暴走させる。
怯える入間だがケロリはそこでパタリと倒れてしまう。
すぐに駆け寄り彼女の熱を確認した入間は、慌てて人を呼ぶのであった。
魔入りました!入間くん21話感想・評価・まとめ!
バトラパーティ編が完全に決着して、アクドルくろむちゃんのエピソードが始まりました。
アブノーマルクラスのクラスメートたちはアスモデウス、クララ、サブロー以外の面々の掘り下げがほとんど行われていないので楽しみですね。
そして今回のエピソードで地味に嬉しかったのは入間がクラスメートたちと仲良く楽しそうにしていたシーンです。
人間界でろくな目にあっていなかった彼が魔界で楽しそうなのは皮肉ですが・・・
それとクラスメートのなかでも特に影が薄かったケロリにここまで大きな秘密があったとは驚きです。
ただ魔入りました!入間くんの第一期は残す所あと2話であり、ケロリ以外のクラスメートのエピソードがないことは残念です。
近いうちに第2期の放送が発表されることを期待したいです。
回想によるとケロリは家系のなかでも魔術が得意ではないようですが、このあたりはバトラパーティ編のキリヲと似たような印象をうけます。
やはり悪魔にとって魔力やランクというのは相当重要な意味を持っているようですね。
キリヲの場合は元祖帰りを起こしていたのでとんでもないことをしでかしてしまいましたが、ケロリはアクドルになるという可愛らしい方向へと進んでいるのが微笑ましいと思います。
ただケロリが入間対してあそこまで鬱屈した感情を抱えていたことには驚きです。
今の所この作品のヒロインはクララとアメリの二人がメインであり、次いでモブのエイコが入間と接触できないままチョロチョロしている感じです。
そこにケロリが参戦していくのかも今後のエピソードで楽しみな部分だと思います。
そして最後に倒れてしまったケロリが次のエピソードでどうなってしまうのか心配ですね。
まだ夜公演を残しており、このままライブを続けることが出来るのか、そして入間はどう行動するのか次のエピソードが楽しみです。
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