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ランウェイで笑って8話のあらすじ
ランウェイで笑って8話のネタバレストーリー
育人の妹ほのかが、病院の廊下で泣いている。
母の容態悪化の知らせを聞いた育人も病院に駆けつけたが、母の置き手紙の内容が遺書の様であったため、それを読んだ育人は泣き崩れる。
主治医の話では、母の手術は成功で、このまま順調に回復すれば1ヶ月後には退院できるということだったが、滞納している医療費46万円を払わなければならなかった。
母の貯金は無くなっていたのだ。
育人はこの医療費を稼ぐためバイトをかけ持とうと決意し、そのため綾野の仕事を辞めたいと綾野に伝える。
事情を聞いた綾野は、「僕が力になれる。育人、僕のチームへようこそ!アルバイトではなく正式に、芸華祭のトップを目指す僕のブランドに…。」と育人を誘う。
育人は自分も本戦に出るのでそれは無理だと断るが、綾野は育人の現状ではそれは不可能だと告げる。
また、育人のパタンナーとしての素質は高く評価するが、デザイナーとしての才能は並みか並み以下だからデザイナーは諦めた方が良いとも言うのだった。
その後外に出た育人は、綾野の言葉に怒りをあらわにする。
そこへ長谷川心のマネージャーである五十嵐が現れる。
育人を調べていた五十嵐は、育人の現状を知っていた。
そして、育人に取引を持ちかける。
医療費を出す代わりに長谷川にデザイナーを諦めるよう説得してくれと。
「お前が長谷川にこう言えば全員幸せだ。僕のショーにモデルとして出てくださいって。」
こう言って五十嵐は育人の前から去って行った。
場面は柳田一の仕事場。
「オカッパ(育人)がここを辞める。」と言う柳田の言葉に、動揺する長谷川。
そして、「先輩を辞めさせないで下さい!」と長谷川は柳田に頼むのだった。
時は流れ、バイトの掛け持ちを続ける育人に残された日数は、芸華祭までの3週間となっていた。
デザインが思い浮かばないため苦しむ育人。
半ば諦めかけていたその時、藤戸社長から呼び出しの電話が来る。
事務所「ミルネージュ」で、呼び出しの理由を尋ねる育人。
社長は、「実は今日、千雪がパリから帰ってくるんだ。どこからも全く相手にされなくて、資金も底をついたらしい。千雪は都村くんの話が多いんだ。きっと君の言葉なら元気が出る。励ましてあげてくれたら嬉しい。」と言う。
場所を別室に移動する二人。
社長は、育人がお金に困窮している事を柳田と長谷川経由で知っていて、育人が千雪に最初に作った服のデザインを200万円で買い取りたいと育人に申し出る。
そんなに頂けないと断る育人。
だが、これは正当な評価額だと社長は言う。
嬉し泣きをしながら、育人は社長にこう尋ねる。
「藤戸…社長…、僕…ファッションデザイナーになれると思いますか?」
すると社長は、「私からしたら、ならない方が驚きだよ。都村君、千雪のこと、よろしく頼んでもいいかな?」と答える。
その後、千雪がいる部屋に勢いよく入る育人。
「千雪さん!あの、僕のショーに出てくれませんか?」
育人がこう言うと、千雪は、「もう、しょうがないな。」と笑顔で答えるのだった。
ランウェイで笑って8話感想・評価・まとめ!
今回、お金に困る育人の姿が痛々しかったですね。お金が無いって、やっぱりかなり精神的にダメージ喰らうんだなってつくづく感じさせられました。でも、育人の周りには良い人が多いみたいで、そんな人たちのバックアップを受け、また輝き出した育人にホッとさせられました。千雪も育人の言葉で元気が出たみたいだし、ハッピーエンドの回で良かったです。ちなみに、綾野さんの言い分も五十嵐さんの言い分も、共に的を射ている部分があったので誰が悪者とは断言できないと思います。ただ、夢に向かって頑張っている人に、「お前は才能がないから諦めろ。」とは言ってはいけないことは確かです。諦めるか諦めないかは、当人が決める問題ですからね!
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