映画「Red」のネタバレ・あらすじ結末ラストは?小説の原作の評判・ムビチケ前売り券情報も!

邦画

Redは小説の原作から映画化されました。
直木賞作家・島本理生さんの作品です。

濃蜜な愛を描く不倫の物語。
塔子は2歳の娘を持つ専業主婦。

専業主婦として妻として母として日々送っていくはずがかつての恋人と再開をし身体を重ねあい快楽の世界へと進んでしまいます。

映画「Red」の作品情報

監督 三島有紀子
脚本 池田千尋
三島有紀子
出演者 夏帆
妻夫木聡
柄本佑
間宮祥太朗
音楽 田中拓人
公開日 2020年2月21日
上映時間 123分

映画「Red」の主演キャスト

村主塔子:夏帆
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2歳の娘を持ち順風満帆に暮らしていたが昔の恋人鞍田秋彦と再開してしまう。
それが原因で不倫に・・・

天然コケッコーで新人賞受賞
砂時計、海街diaryに出演。

清純派のイメージの夏帆さんが不倫をするというギャップがたまりません。
キャステイングを受けたときには監督の覚悟を感じたとコメント。

彼女の生き方に賛否両論あるが鞍田秋彦との恋愛を楽しんでほしいとコメント

鞍田秋彦:妻夫木聡
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塔子を不倫の世界に引きずり込むもと恋人。

主演映画は
ウォーターボイーイズ
悪人
怒り
などの話題作が。
今回のキャスティングに対して
この巡り合わせが嬉しかった
とコメント
小鷹淳:柄本佑
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塔子の入社する会社の同僚。
塔子に実は恋心を抱く。

村主真:間宮祥太朗
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塔子の夫。古い常識にとらわれていて幸あるべきという人格。
間宮祥太朗の闇深い演技が生かされそうな役柄。

一流企業で働きマザコン気質があり価値観が合わない。

そんな価値観の合わなさが塔子を不倫にいっそう走らせるのでしょう。

映画「Red」の見どころや予告動画

映画「Red」のネタバレやあらすじ

人はいつも、自分の内側に潜んでいるものを目覚めさせてくれる、
誰かを探し求めているのではないか――。

「今、幸せ?」と聞かれたら素直にうなずくことができない、
そんな日々の中に突然訪れた、衝撃的な再会。
もう二度と会いたくなかった――。
うずまく感情、さまよう身体。
けれど、自分も知らない<本当の自分>が、そこにはいた。

映画オリジナルの愛の行方、その結末に心が揺さぶられる。

共感を越え、あなたの“今”とシンクロしていく、
大人のラブ・ストーリーの、その先へ――。

情熱、衝動、愛、危険、希望、あなたにとっての「Red」とは?

大雪の夜、車を走らせる男と女。
先が見えない一夜の道行きは、ふたりの関係そのものだった。

誰もがうらやむ夫、かわいい娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった塔子。
10年ぶりに、かつて愛した男・鞍田に再会する。
鞍田は、ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを、少しずつ、少しずつほどいていく…。
しかし、鞍田には“秘密”があった。
現在と過去が交錯しながら向かう先の、誰も想像しなかった塔子の“決断”とは――。

ネタバレ

大雪が降る夜、1人の女性が公衆電話で暗い表情で誰かと話をしています。少し離れた道端には1台の車が停めてあり、車内では男性がひとりタバコを吸いながら女性を待っているようでした。

電話をしていた女性は主人公の塔子。
会社員の夫の真、幼稚園に通う可愛らしい1人娘・翠。
夫の両親とは同居。義母の麻子は明るく理解がありそうですし、義父の宏は出張で不在が多い人。
彼女は一見、何の不自由もない生活を送る主婦。しかし生活の中で窮屈な感じを覚えていました。
夫の真はそんな塔子の気持ちを理解しない上、甘え切っています。

週末にあった真の仕事関係のパーティで、塔子は偶然、過去に不倫関係にあった男性・鞍田と再会、人気の無い廊下で無理矢理に激しくキスをされます。

塔子は成り行きで、帰りは車で鞍田に送ってもらうことになります。
そして勝手に海へと車を向かわせる鞍田に、塔子は「今、とてもしあわせなの」と言うのでした。

10年前に、鞍田の建築事務所でアルバイトをしていた塔子は、妻子ある鞍田と別れ、別の会社に就職、真と結婚をし、娘を出産。
しかし保育園が見つからないために、専業主婦をせざるを得ませんでした。
そんな塔子に鞍田は、契約社員として自分の事務所で働かないかと誘います。
夫の真は「君が働く必要はない」と反対しますが、塔子の落胆ぶりをみて、しぶしぶ許可します。

鞍田の事務所で働き始めた塔子を、いきなり口説いてくる男がいました。
彼は女癖の悪さには定評のある小鷹です。彼は職場の皆での飲み会のあと、塔子を無理矢理に連れ出し、鞍田との仲を詮索してきました。さらには、塔子が母子家庭で育ったことも言い当てます。そして塔子と鞍田は似たもの同士だと言うのでした。

次の日、小鷹と塔子の様子を気にしつつも知らぬふりをしていた鞍田は、塔子を自分のサポートに急に抜擢すると言い、車に乗せて出かけます。そしてまた、急に塔子にキスをすると自分の部屋へと連れて行きます。生活感の全くない部屋に鞍田の孤独を感じた塔子、2人は昔のように、愛し合うのでした。

次の日の朝、塔子が早めに会社に出勤すると、既に鞍田が来ていて家の模型を作っています。
それを塔子が手伝おうとすると鞍田は「仕事ではなく、趣味で作っているんだ。こうでもしないと、自分が本当に作りたいものを、自分自身を見失う」と塔子に言います。

塔子は鞍田の「理想の家」の模型作りを手伝いながら、鞍田の気持ちを思いやります。そして鞍田が重い病気を患っていると知り、その家の窓を外がもっと良く見えるように、と大きくします。

やがて塔子の働きが認められ、正社員への抜擢が決まります。
鞍田の事、仕事の事で、母塔子の気持ちが自分に向いていないことを敏感に察知してか、娘の翠がケガをしてしまいました。それを夫の真に責められ、元々真の古い考え方に違和感を覚えていた塔子の気持ちはさらに真から、離れていくのでした。

クリスマス。塔子はなんとか気持ちを整理し、鞍田に「もう会わない」と告げました。

塔子の家(夫と夫の両親と住む家)では、新年の集まりが催されていました。
塔子の実家の母・陽子も呼ばれ参加していましたが、義母の麻子や真の古風な考えや、塔子が自分の父親とは音信不通であることを、真に言われて義両親には内緒にしている事を知り、挨拶をすませるとそそくさと帰り支度をはじめます。
帰り際、塔子に「嘘をついて生活している事は幸せなのか」「「人ってどれだけ惚れて死んでいけるかじゃないの」と言いました。
その言葉は塔子の胸に深く刺さりました。

年明けに初出勤すると、鞍田が年末から入院していることを聞かされます。
納期が迫っている仕事を鞍田の代わりに小鷹が引き継ぐことになり、新潟の蔵元に2人で泊まりで出張にいくことになります。もちろん夫の真は反対しますが、塔子は強引に娘を預けていきました。

小鷹は目ざとく、塔子と鞍田が別れたことを言い当てるので、塔子は開き直り「鞍田さんはいつもひとり」なのだとつぶやくと、小鷹は、塔子もそうだろう、と言うのでした。

仕事は滞りなく終了、しかし大雪で帰宅が困難になってしまいました。
塔子が真に連絡をすると、真は「とにかくどんな手段を使ってでも帰ってこい」と理不尽なことを言い放ちました。
その言葉に塔子は腹立ちまぎれに、小鷹が止めるのも聞かず、雪道をひとり歩き出しました。

雪道でひとり歩みを進める塔子は、鞍田の車が来ているのに驚きます。
鞍田は塔子に「一緒に帰ろう」と声をかけます。
2人は薄暗い雪道を東京に向かい車を走らせます。
途中、真に公衆電話から連絡を入れる塔子ですが、自分が「どんな手段を使っても戻れ」と言ったくせに、「どうやって帰ってきているのか」詰問する夫。
塔子の不貞を疑っているのか、まったく優しさを感じさせない真の口調に、とことん嫌になった塔子は乱暴に電話を切り、自分の結婚指輪を外すと、公衆電話の上に置きました。

鞍田は少し離れた道端に車を停めて、車内でタバコを吸いながら塔子を待っていました。

体調の悪い鞍田を気遣い、2人はホテルで休むことにします。そこで2人は愛し合います。鞍田は塔子に「ずっと好きだった、ずっと探していたんだ」と言います。
塔子は「もっと、早くに言ってほしかった」と悲しい表情を浮かべるのでした。

黒い服に身を包んだ塔子は、骨壺の入った箱を手に1人たたずんでいます。
塔子の背に向かって「ママー!」と泣き叫ぶ娘の声がします。
「一緒に帰ろう」と言う娘の言葉には応えず、真と娘の翠から見えない場所まで歩いてきた塔子はひとり、泣き始めるのでした。

酷くやつれ、青白い顔の鞍田を助手席に乗せて、塔子は夜明けの道を運転していました。トンネルを抜けると夜が明けてきています。鞍田は塔子の肩に頭をもたせかけています。
塔子の表情は何かを決意したような表情でした。2人の顔を朝日が赤く染め上げていくのでした。

映画「Red」の結末やラスト

鞍田秋彦は実は癌と宣告されてしまします。
そして塔子と会い最後の夜にするために会いに行きました。

塔子はその時に鞍田秋彦が癌になったと知り合いから聞かされ
薄々体調のおかしさには気づいていたので問い詰めると最初は嘘をいうものの最後にはバレてしまいます。

そのときに塔子は離婚をして鞍田秋彦と一緒になることを考えていましたが、鞍田秋彦から突き放されてしまいます。

しかし塔子はその時すでに夫とは別れる決断を。

映画「Red」の口コミやレビュー

https://twitter.com/ztsk/status/1228337687507042305

https://twitter.com/hanakotoko_920/status/1229661982841638913

映画「Red」ムビチケ前売り券について

ムビチケで購入すると1400円で購入できます。

ムビチケはネットで座席指定が出来ることができる前売り購入サービスです。
映画館に行って窓口で並ぶ時間も省略できます。

映画「Red」原作小説や評価は

https://twitter.com/yogini_yokito/status/1223046473345982465?s=20

 

映画「Red」の感想

常に迷いなく、自分の納得した道のみを歩んできた人はいるのでしょうか。

いつも必ず正しい事をし続けるのは無理なように、どこかで自分をごまかして、納得させた上での行動がほとんどではないでしょうか。

特に大人になればなるほど様々なことを飲み込み、平常心を装って生きているのではないでしょうか。

自分の生い立ちや、これからの生活を考えると、多少のことには目をつぶって、我慢を重ねている。

そんな塔子の毎日が、鞍田の出現によって、壊されていきます。

 

家族と一緒にいたって、自分に嘘をついて取り繕って生きている彼女は「孤独」だったのです。

それが塔子と鞍田の共通点で、それをわかって、塔子の元にきた鞍田はずるいと思います。

 

なぜ、塔子に会いにきたのか、自分の弱さを死に直面してようやく知って、ギリギリ「普通」を保っている塔子にもたれかかってくるのか。とにかく色気があるだけに、ずるいと思う。

 

夫の真の態度には腹が立ちますが、きっとこれが「普通」をもたらすものなのでしょう。

こういう考えだからこその「普通」。何も変わらないし、変えない。

そして気が付かない。平和である=鈍感である、とも思います。

 

我慢しながらの「普通」と、命を削るような「普通じゃない」のどちらを選ぶか。

 

主人公の塔子は「普通じゃない」を選んだだけで、そこは「紙一重」でしかないのではないでしょうか。

喉が渇いたら水を飲むように、心が渇きすぎていた塔子は鞍田という「水」を見つけてしまっただけで、それは責められないのではないかと思わせる、不倫をギリギリ肯定してしまう、上手い筋書きです。

娘を置いていく、愛した人は死んでしまう、両方を失ってしまってもなお、きっと「女」は強く生きていきそうな気がしますね。

 

塔子の母親の「人ってどれだけ惚れて死んでいけるかじゃないの」という台詞には、

「そりゃそうだけどさ、腰ひけるでしょうよ」と平凡な根性なしの私は、少し反抗したくなりました。

 

映画「Red」のまとめ

映画「Red」は、2020年2月21日公開

鞍田秋彦の本当の秘密をしって驚愕してしまいました。

塔子との最後の夜。

塔子も離婚の決意をしかけがた。本当のことをしりどんな心境だったのか。

鞍田秋彦の秘密がつらすぎました。

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