アニメ「かくしごと」の姫のお母さん、可久士とは離婚している?生きている?それとも…?についての考察
今回は独自に考察してみたので、興味のある方はぜひ最後までご覧くださいね。
まずはじめに、姫の母親である可久士の「妻」ですが、マンガでは1シーンの登場しかありませんでした。
後藤家の家のシーンは結構たくさんありますし、普段登場していないだけということは内容的に考えられないので、もう存在していないのか?など気になるところではあります。
考えられることは、離婚説、入院説、そして死亡説の3つの可能性です。
かくしごとのお母さんは生きているのか?入院や離婚しているのか?
1.離婚説
ヒントとして考えられるのは、 「10才」、「12才」と書いてある箱が押入れの中にあるというシーンがありました。
その箱に書かれた年齢の意味というのは、娘である姫ちゃんが10才になったとき、そして12才になったときに開ける、といった設定でした。
ではもし仮に、可久士とすでに離婚していたとなると、母親といえどもこんな箱を用意して置いておくことはないのでは?と考えられます。
さらに別居しているとしても、送りたい日に配送会社を利用して宅配便で送るなどすれば、娘に届けることは当然可能ですよね。
可久士と姫ちゃんの母親が離婚をしているなら、これほど後藤家のシーンを描いているのにもかかわらず母親が少しも登場していないのは、以上のことも考えると不自然だと思うのが妥当ではないでしょうか。
また、ツイッターを見ているとこんな声もありました。
RT
あっあっダメですそれは
最近久米田先生のかくしごとで見たやつですそれダメですそれ
先立った親が娘のために「〇〇才の箱」とか言って一年おきに娘に必要そうなものを入れて押入れに
あーーあーーーダメです死んでしまいます— 愉悦 (@fgoyuetsubuin) March 18, 2017
これはやはり、離婚説ではなく「死亡説」ということでしょうか…?汗
とりあえず、以上のことからも離婚したという可能性は非常に低くなっています。
2.入院説
ではつぎに、離婚の可能性は低いとなると「入院」しているという可能性も考えられます。
長期入院であれば、難病や重い病気を患っているのか、交通事故などで重傷を負って治療に時間がかかっているのか?などいろいろと思いつきますね。
だとすると、家の中のシーンに母親が登場していなかったのも当然のことだと思います。
ですがよーく考えてみると、母親が入院をしているなら、普通の家庭であればお見舞いに行きますよね。
しかし、可久士や姫ちゃんが母親のお見舞いに行くシーンは1度もないのです。
あと、姫ちゃんは小学4年生という設定ですので、本来であれば母親と一緒に暮らしていないとなると寂しく感じる年頃なのに、母親の話をしている場面はほぼ描かれていないのです。
入院しているとしたら、少なからず、自然と母親の話が出てくるものだと思いませんか?
それが全くないというわけですから、「入院説」の可能性も低いと考えられます。
3.死亡説
となると、残るは「死亡説」となります。
かくしごとの可久士の妻の事実が判明!
なんと単行本8巻で、可久士の妻は「行方不明だった」というシーンがあり、ここで事実が判明しています。
その行方不明となった原因は、悲しくも海難事故だったのです。
可久士は漫画の稼ぎをほとんど使い捜索を続けていて、さらには「浦終い」(※)の後も続けて捜索していたというのですから、このシーンではとてつもない辛さと切なさが伝わってきますね。
※浦終い(うらじまい)というのは、海難事故の際に行われる「読経」や「献花」などの日本の伝統的な慣習のことです。
ここまで捜索しているのに発見に至らなかったとするならば、残念ながらもう死亡しているという「死亡説」が一番有力ですし、その可能性が非常に高いと思われます。
かくしごとお母さんのまとめ
海難事故が起きたのは、姫ちゃんがまだ幼い頃だったと考えられます。
物心がつく前だと記憶に残っていないので、姫ちゃんは母親の話をほとんどしない、できないのではないでしょうか。
そして、母親のいない「寂しさ」を姫ちゃんに感じさせないよう努力している可久士の強さであったり、思いやりを見ていると、やはり胸にぐっとくるものがありますね。
以上、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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