ドロヘドロ4話のあらすじ
魔の4:「鴨のロースト魔法使い添え」
「舞踏会へは正装でおこしくださいませ」
「ゆく年くる年in “ホール”」
ドロヘドロ4話のネタバレストーリー
煙「(カイマンの)口の中の男は覚えているのか?」
心「ああ、覚えている。その男にもトカゲにも、両目に十字の模様があったよ。」
煙と心がエアバイク(この世界ではホウキ)に乗りながら、カイマンについて話している。
「十字の模様」と言う言葉に激しく反応する煙。
また、ニカイドウが魔法使いだと知った煙は、彼女についてすぐに調べさせると心に言う。
そして、カイマンに関しては仲間のターキーの人形が役に立つと言い、そこへ心と向かうのだった。
ターキーは、命ある人形を作り出す魔法使い。
作られた人形は、相手が知っている人にそっくりで、その人の習慣的行動を真似し、オリジナルの人物のいる場所に行くという習性を持っていた。
煙の狙いは、口の中の男の人形を作り、そいつを見張ればカイマンの正体が分かるというものだった。
まず試しに能井の人形が作られたが、それは能井そのものだった。
しかし、人形が裸だったので心は焦ってしまう。
そこへ能井と藤田、恵比寿がやってくる。
次に、ターキーは彼らの前で、口の中の男の人形を完成させる。
人形の顔に見覚えがない煙は、心達にこの人形の行動を見張り、素性を調べることを命令する。
まず人形が向かったのは、服屋だった。
そこで服を買った後、人形は今度は高級レストランに足を運ぶ。
ただ、どの店の店員に聞いても、人形のことは知らないと言う。
最後に人形が向かったのは、魔法が満足に使えない奴らが集まっている地区だった。
そこの一件のアパートの一室に入っていく一行。
部屋の中に人形のオリジナルはいなかったため、大家にオリジナルのことを尋ねる心と能井。
しかし大家は、「8号室の人は、もう1年ぐらい見てませんね。名前も顔も分かりません。正体不明なんてのは、この世界ではよくある話ですから。」と言うので、二人は手がかりをつかめない。
その頃、部屋で手がかりを探していた藤田と恵比寿は、怪しい箱(金庫)を見つける。
しかし二人は、箱に反応した人形にボコボコにされてしまう。
心は人形と戦い破壊した後、箱の中をチェックする。
そこには頭蓋骨が入っていて、能井の魔法で顔を復元すると、その顔は人形、つまり口の中の男の顔であった。
これは、口の中の男はすでに死んでいると言うことを意味する。
首は恵比寿のカバンの中に入れて持ち帰ることになり、場面は死体愛好者パーティの会場に移る。
パーティに参加している煙ファミリー。
何体もの死体が天井から吊り下げられたその会場内は、悪臭で満ち溢れていたが、心と能井は鼻栓をしながら料理を食べまくる。
煙の目的は、会場で死体を蘇らす魔法が使える女を探し、自分のパートナーにすることであった。
しばらくして、主役のカップルが会場に現れる。
その女の方が、ぶら下がった死体の目の裏から悪魔の形の腫瘍を取り出し白い煙をかけると、悪魔は生き返り、また死体の頭に戻っていく。
この後この死体が生き返ったのを見た煙は、彼女が探していた女であることを確信し、心と能井に女のパートナーである男を殺すように命じる。
この男は魔法使いとしてはかなりの実力を持っていたが、結局心と能井のコンビネーションプレイにやられてしまう。
しかし、手に入れた女の正体は犬のような生き物であった。
このためパートナーにすることを諦めた煙は、この生き物に「キクラゲ」という名前を付けてペットとして可愛がるのだった。
場面は一軒の大きな屋敷の前に移る。
この家に研究用の魔法使いの死体を運んできたカイマンとニカイドウは、家の主カスカベ博士を探すが、家中探しても彼は見つからない。
博士の研究室にはたくさんの魔法使いの標本があり、不気味さ極まりない。
二人がここで会話していると、カスカベ博士の声が聞こえてくる。
すぐに廊下に出て博士を探すが、やはり見当たらない。
それもそのはず、実はこの家は魔法で歪んでしまった巨大迷路のようなものだったのだ。
やがて探し疲れて腹が空いてきたカイマンのため、ニカイドウはおせち料理を振る舞う。
「あけましておめでとうございます」
二人はこう言っておせちを食べ出す。
おせちを食べながらカイマンは、ニカイドウに「前から言おうと思ってたんだけど、友達になってくれてありがとうな!どんなことがあっても、俺の友達でいてくれよな!」と言う。
ニカイドウはこれに対し、「当たり前だろ。」と言いながら、自分の正体のことをカイマンに話そうとする。
だが、雪が降ってきたりカスカベ博士が現れたりして、うやむやになってしまう。
博士の容姿はどう見ても子供だったが、「実は魔法の練習台で少年にされて、実際は60歳くらいだ。」と言った。
そして博士はカイマンに「良いものを見せてあげるよ」と言って、博士が作った魔法使いの世界に通じるドアを見せるのだった…。
ドロヘドロ 第4話 感想・評価・まとめ!
今回は煙の意外な一面を垣間見たと思います。冷血な性格だと思ったら、子犬にデレデレなんて驚きました。それにしても、煙のネーミングセンスはひどい!「キクラゲ」って、やっぱりキノコ類じゃなきゃ嫌なんですかね。また、心と能井のコンビネーションプレイは見事としか言いようがありません。切られた腕のまま心が敵に飛んでいって、攻撃する前に能井が腕を再生させる!カッコよかったな~。ところで、今回カイマンとニカイドウの出番が後半に偏っていましたが、二人がおせち料理を囲んで話している内容が良かった!特にカイマンのセリフ、「いつまでも俺の友達でいてくれよな!」は、ニカイドウでなくてもジーンとします。ニカイドウの方は、結局自分の正体を言えずじまいでしたが…。
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